人間アンカー

■■使えるゾ、人間アンカー■■

斜め張りロープで遭難者(要救)を引き上げたり引き下ろしたりする際、
下側に適切な支点が得られないことがある。
そんな場合、
人間を支点(アンカー)にしてロープを張ってみよう。
大人4人いれば「アンカー」として十分だ。

メインロープには伸びが少ない径10-11mmのスタティックロープを用いる。
上側には、
立ち木、岩、ハーケン、ボルトなどで信頼のおける支点を構築する。
下側のメインロープにダブル・フィギャーエイトノット・オンナバイトを作り
ロックカラビナとスリングを介して
ハーネスのビレイリングに連結して4人で支える。
念のためバックアップの結びをしておこう。

ダブル・フィギャーエイトノット・オンナバイト
ダブル・フィギャーエイトノット・オンナバイト

アンカーになる人は、
足を肩幅よりやや広めに開き腰を落とし要救の重量を身体全体で支える。
別に上下に配置された要員が牽引ロープを操作して要救を移動させる。
大きな荷重が架かる結びめにカラビナをセットしておくと後で解除しやすい。

荷重が架かる結び目へのカラビナのセットは、
ロープを迅速に解く必要が多いレスキューでは覚えておくべき工夫だ。

荷重が架かる結びめにカラビナをセット
荷重が架かる結びめにカラビナをセット

必要な要員は上側に2名、下側にの少なくとも6名(内4名はアンカー)だ。

人間アンカー
人間アンカー

実際の引き下ろし
実際の引き下ろし

by まるめの
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック